マンガ、天使だったらよかったの3巻ネタバレを紹介します。
完結までをしっかりと書いていますので、そこまで知りたくないと言う人はそっとページを閉じて下さいね。
無料で読む方法も見つけたので、マンガで読みたい人は使ってみて下さい。
さっそく書いていきます。
9話 秘密
先輩が停学になって5日が過ぎて、何人かは興味本位で話しかけてきたものの、特に騒ぐことも無く。
懸念していた憂奈も黙ったままで今は保健室登校という形で学校へ通っています。
そんな時、突然、先輩から家に遊びに来ないか?と誘われます。
改めて、先輩との関係を整理した夏瑚は、偽りの関係で家に上がり込むなんて・・・と思ったものの・・・
”きちゃった・・・”
と恋心には抗えないのでした。
キスの事で頭がいっぱいの夏瑚はさっそく、話を切り出そうとします。
ですが先輩も話があるようで、先に聞くことにしました。
「僕は本当に人殺しの子供なんだ」
先輩の父親は凄く優しい人でした。
しかし、会社での不正が明らかになり、全責任を負うことになった先輩の父親は徐々におかしくなっていったそうです。
会社も辞めて、病院にも通うようになりましたが、一向に良くなることは無く、先輩が丁度、高校受験の日に事件は起きてしまいます。
大雪で電車が止まっていたこともあり、変えることが遅くなってしまった先輩・・・
家の扉を開けるとそこには母親を殺す父の姿があったのでした。
その日から先輩は父の写真を見れなくなっていました。
記憶の中の常に優しい父の姿は幻想かもしれない。
そう思うと、写真を見るのをためらってしまうのです。
辛そうな先輩の姿を見た夏瑚はそっと抱きしめ、励ますのでした。
夏瑚の言葉で少し元気を取り戻した先輩は、今度は夏瑚の話は何だったのか聞いてきます。
先輩のあとに言いにくい状況ですが、逃がしてくれる気配は無く、観念して打ち明けます。
「キスのことどう思ってるかなって・・・」
「そういや恋人のふりだったね。明場夏瑚さん 僕と付き合って下さい」
こうして2人は正式に付き合うことになるのでした。
夏瑚が帰った後、先輩はそっと父の写真が収められたアルバムに手をのばします。
そこには、自分の記憶のままの優しい父の姿が写っているのでした。
10話 それぞれのクリスマス
晴れて恋人になった夏瑚は思い切って先輩にクリスマスの予定を聞いてみます。
「もちろん」
その日は先輩の誕生日らしく、一緒にお祝いもすることにします。
お昼はクラス会があるようで、夏瑚も声を掛けてもらいました。
丁度その時、憂奈も教室に来ていて、気を使った一人がクリスマス会に誘います。
「あんた空気読めない人?憂奈が行っても空気悪くなるだけじゃん」
冷たく言い放たれた言葉に辺りはシーンと静まり返りますが、すかさず泰星が間に入り大事にならずに済みました。
泰星は今でも憂奈と付き合っているつもりの様で、その気持ちを改めて告白します。
「勝手にすれば」
そっけない態度を取る憂奈でしたが、その顔は少しだけ嬉しそうだったのでした。
こうして迎えたクリスマスの日、クラス会を早めに切り上げ、先輩との幸せな時間を過ごします。
誕生日プレゼントとして用意したブーケと手紙を嬉しそうに受け取ってくれて、夏瑚は幸せな気持ちになります。
そんな二人を憂奈はじっと見つめます。
「ごめんね泰星。やっぱり夏瑚ちゃんが一番なの」
11話 最後の友達
イルミネーションを楽しんだ2人はそのまま先輩の家へと向かいます。
今は叔母さんと一緒に住んでいて、気さくな人なので一緒に夕食を食べないか?と誘われていたのです。
3人で楽しく食事していると明日は2人が映画の約束をしていることを知った叔母は泊っていけばいいと言います。
先輩の家に泊まるという好奇心と叔母さんの後押しもあり、急遽お泊りすることになります。
流石に一緒に寝ることは許してくれなかったのですが、深夜、寝付けづに居ると、丁度先輩もリビングに来ていました。
そっと口づけをする二人はとても幸せそうです。
次の日、朝に泰星から電話があり、機能から憂奈が行方不明になっていることを聞きます。
「友達に会いに行く」と言ったきり帰っていないらしく、少し不安になります。
今はまだ先輩に憂奈の事を話す気にはなれず、約束していた映画を見に行きます。
先輩がポップコーンを買ってきてくれるそうなので、少し離れた所で一人で待っていると憂奈がやってきました。
手にはカッターナイフを持っていて、少し自暴自棄になってるようにも見えます。
「夏瑚ちゃんは一度でも私のこと友達と思ったことある?やっぱ一度壊さなきゃ、友達になれないよね?」
憂奈にとってかけがえのない存在である夏瑚ですが、夏瑚にとって憂奈はただの友達がそれ以下の存在だと嫉妬心を見せます。
でも夏瑚はちゃんと友達だった。だからこそ、一緒にいて、話も聞いて、泰星とのことも心から応援しようと思ったのだと言います。
2人が口論していると、それに気づいた先輩が駆け寄ります。
そっと憂奈の持っていたカッターナイフを取り上げ、良かったら一緒に映画を見ないか?と誘います。
そんな先輩の態度に思わず夏瑚も吹き出し笑い。それはいい考えだと憂奈に手を差し伸べます。
「あーあ。恨んでもくれないんだね・・・」
そう言うと、憂奈は映画館の2階から飛び降りたのでした。
咄嗟にそれを庇った先輩も一緒に下に落ちてしまします。
「嘘・・・嘘だよね・・・先輩っ!!!」
最終話 めぐる想い
意識が朦朧とする中、先輩は夏瑚を好きになった時の事を思い出していました。
両親のことで精神科に通っていた時に出会った彼女。
どう生きればいいか分からなくなっていた僕に意味をくれた
大切な人が笑ってくれていればそれでいいと願った思いはいずれ、自分が夏瑚を笑顔にしたいと思うように変化します。
目を覚ますと、そんな彼女が目をはらして泣いている姿が見えます。
「そうか・・・僕、階段から・・・ごめん。もう泣かせないから」
憂奈は先輩に庇われたこともあり、ケガも無く無事でした。
「一生・・・許してくれないよね・・・?」
「あげない・・・恨んであげない。憂奈には何もあげない。元気でね」
学校では暫く、2人の噂話で盛り上がっていましたが、3か月もすれば誰一人として覚えていないようです。
先輩とは相変わらず、幸せな日々を過ごしていて、大人の階段も昇ることが出来ました。
「天使だったらなぁって思うことがあるんです。そしたら一生愛せるから。」
「なら問題ないね。夏瑚ちゃんは僕の天使だから。」
最終巻の感想
全3巻と短めでしたが、キレイにまとまっていて、最後まで面白く読めました。
夏瑚の初々しさはまぶしさすら感じるくらい、ピュアでした。
憂奈との関係は修復できないような終わり方でしたが、それもリアルさがあって、良かったと思います。
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